中学の理科|Z会レビュー
何で、ばねばかりと天秤が登場するか分かりますか?中学理科物理
理科の単元「力のはたらき」は、高校入試では頻出問題です。
皆さまの地元の公立高校の試験やら、私立高校の入試の理科を、数年遡ってみましょう。
結構な頻度で出題されてると思いますよ。
(私は、理科、あまり得意じゃなかったので、これからの説明で若干不安があります。テレ笑)
事の発端ですが、娘が、高校入試を前に、過去問をやっていたので、ちょっと覗いているうちに、私が読み込んでしまいました。
問題とにらめっこしていたら、ふと、疑問に思ったんです。
①そういえば、理科で重さを測る時って、「ばねばかりと天秤」って出てきますね。
何で、2種類出てくるんでしょう?
重量測るのに、別に1種類でいいでしょう?
中学生当時も意識した記憶がありません。
ん~~~
皆さまご存知ですか?
Z会中学生向けコースの資料を請求された方に、『中学からの正しい学習法』冊子を差し上げます。
「重さ」と「質量」って違い分かりますか?中学理科物理
次に、これもいまいち覚えていません。
②物理でいうところの「重さ」と「質量」って違うんですね。
皆さま、覚えていらっしゃいますか?
答えは、「質量」ってのが、通常、生活レベルで使う「物の量っていうのかな=単位g、kg」の事。
「重さ」っていうのが、「物体に働く重力の大きさ=N」の事なんです。
ちなみに、「N」って「ニュートン」っていいます。
私、今回、過去問見てて初めて聞きました。
私の頃、習ってないです。
調べてみたら、2002年に中学の教科書に登場したらしいです。
ばねばかりは、物体に働く重力の大きさを測る
そうです、話繋がりました?
私、気づいてしまいました。
「質量」を測る時使うのが「上皿てんびん」。
「重さ」を測る時使うのが「ばねばかり」です。
この年にして、「何か、おもしろい」と感じてしまいました。
こういう切り口で、子どもに教えればいいんですね。
それで、改めて娘に、中一の理科の教科書を見せてもらいました。
ちゃんと書いてあるんですね、この辺の事。
すんごい詳しいです。
- 地球と月と宇宙ステーションの中(無重力)での重さ対比。
- 異なったばねの伸びと力の関係
- 測る場所によって異なる、異ならない。
- 100g=0.98N
など。
次に、娘が受講している「Z会」の要点ブックとワーク見てみました。
- 宇宙ステーションの中(無重力)
- 100g=0.98N
以上の下りは、記載がありません。
試験に出ないんでしょうね。
「Z会」は、要点が良く絞り込まれています。
問題の方で、バリエーションを加えています。
Z会レビュー (中学校通信教育)| 要点整理にZ会
今回の事で感じたことは、「Z会」をはじめに主で使って、教科書を参考書的に従で使った方が分かり易いのではないか、という事です。
教科書は、詳しいですが、要点がぼやけている。
指導要綱で、説明義務があるのかな?
「Z会」を予習、復習で使い、「教科書」を従で使う、そんな使い方が有効なんじゃないか、と思いました。
Z会のホームページはこちら【中学生のためのZ会の通信教育】
話は、公立高校の過去問に戻ります。
大体の問題が、グラフやデータの読み取り力が問われます。
今回の「力のはたらき」も同様です。
しっかり、問題のパターンに慣れておきましょう。
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