計算のコツ | 算数・数学が大嫌い!
「数学好きですか?」
何割くらいの人が好きって答えるのかな?
算数や数学は嫌いでも、「計算力」だけは、実社会に出ると、好きも嫌いもないです。
必須ですね。
まずは、学校で習わない計算法を知って、友達より得意になりませんか。
四則計算、加減乗除が正確に早く計算出来れば、段々自信が湧いてきますよ。
そして、算数・数学がちょっとは好きになるかもしれません。
算数・数学は相変わらず嫌いでも、成績はグッと上がるかもしれません。
そんな、大人が読んでも楽しめる、学校で習わない計算法の本を2冊、紹介します。
瞬間暗算法
さわりになります。
二桁の数×11倍は瞬間掛け算で解ける
例題です。
32×11を筆算してみて下さい。答えは352です。
上記の黒板の要領で計算すると、数秒で出来ちゃいますね。
3と2の間に(3+2)を入れるだけです。
例題2
89×11
8 (8+9) 9
17の1を繰り上げて
=(8+1)79
=979 です。
「二桁の数 × 11」の時使えます。
1の位が5の数の二乗
例題です。
35²
=35×35
最初の桁n×(n+1)。そして25で終わる。
3×4=12
=1225
2つの数の一の位が5の時の2桁の暗算
例題です。
55×75
解法
- 十の位をかけます。 5×7=35
- 十の位同士を足して2で割る (5+7)÷2=6
- ①と②を足して 41
- 一桁目をかけて 5×5 =25
- ③④の順でで書くと4125
計算するときのオーソドックス考え方4つ
左から右へ計算する
普通筆算だと1の位から計算していきますが、左から順に計算しましょう。
数字は丸めて考える
例えば 86-29 は 86-30+1
これは足し算でも引き算でも掛け算でも応用できますね。
足すと100になる補数を考える
例えば 57 なら 43。
78 なら 22 とすぐ頭にひらめけば、格段に計算スピードが上がります。
約数分解方式
例えば 63×75 なら
=63×5×5×3 という具合に分解して計算の順序をやりやすい順に変えていく方法。
学校で習わない計算
【例題】 765890562 について
何でもいいんですが、長ったらしい数字があったとします。
さーて割り切れるでしょうか?
48だから3で割り切れます。
解法
数のすべての桁の和が3で割り切れれば、その数は3で割り切れる
48は9で割り切れない
解法
数のすべての桁の和が9で割り切れれば、その数は9で割り切れる
62÷4=15.5 だから割り切れない
解法
最後の2桁が4で割り切れるか
割り切れる
解法
数が偶数でかつ3で割り切れるか
その他、
35年です
解法
「70の法則」を使います。
年利がn%の場合、70/n年かかる。
あれ?もしかしてちょっと面白いかもって思ってもらえました?
暗算の達人 世界最高の高速暗算テクニック
※2007年度版の「暗算の達人 驚異の高速暗算テクニック」と一緒ですが、上記はエピローグが加筆されています。
小学校6年生位からいけますかねー。
中学生から大人まで楽しめますよ。
インド式計算ドリル―九九を卒業した人みんなに贈る魔法の計算トレーニング
小学校高学年に向いています。
計算とドリルが一緒になっています。
数学も計算も訓練です
解法が分かったらあとはひたすら訓練です。
数学の勉強は、「公式を覚えてひたすら問題を解く」です。
計算も、計算する習慣をつけて訓練するしかありません。
よく100マス計算って聞きますよね。
縦10×横10のマスの左と上のそれぞれ数字を交差するところに、指定された計算方法(加法、減法、乗法、除法など)で答えを記入していく計算トレーニングです。
何度もやりすぎて、答えを覚えてしまっても有効だそうです。
毎日訓練することで飛躍的に計算スピードが上がります。
100マスの計算の問題集も売ってます。
デジタルなら、問題集を買い替えなくてもいつも新鮮な問題です。
スマイルゼミのタブレット学習には、計算ドリルの他に25マス計算もあります。
以上、学校で習わない計算法の本をご紹介しました。
お付き合い頂きましてありがとうございました。