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生涯学習のすすめ | 新しい事はこの本を読んでから始めよう!

小学生,通信教育,タブレット,幼児,中学生

いくつになっても知的好奇心は枯れません。
「スマホデビューしよう」でも、「プログラミング始めてみっか」でもいいし、「明日からyoutuber始めてみっか」でもいいと思います。新しい事は、これを読んでから始めよう。
おすすめ本を紹介します。

 


「超」独学法 AI時代の働き方へ 野口悠紀雄

 

野口先生も、今の学校のあり方や、ましてや学歴取得の為の勉強には否定的です。
こういった考えは、もう珍しくありませんね。

 

本書では、偉人を例に、独学で成し遂げられる実例を紹介してます。エイブラハム・リンカーンやアンドリュー・カーネギー、ピエール・ド・フェルマー、ゴットフリート・ライプニッツなどの例示しています。

 

確かに新しいものを生み出す時、基礎的なことは学校で習う事もあるにせよ、そこから先は未踏ですからね。

 

世界の中の日本のプレゼンスの推移を鑑みても、そろそろ学歴獲得の為の勉強っていうのも変えた方がいいでしょ、と。
これの解決には、日本の企業が変わるべきだ、と。

 

日本の企業は、これまで普遍的知識や技能を評価するのではなく、企業に特有の条件を強調してきた。そして、実務の為の専門的知識は、学校の勉強ではなく、OJTによって取得するものと考えられていた。だから実務経験しか評価しない。

 

もっと、普遍的知識や技能がある者には、給与を出して、社内政治に奔走するようなゼネラリストを養成する日本の企業風土を変えないと、世界に置いてけぼりになっちゃうよ、と。

 

 

学生時代の勉強は、社会に出てからの本当の勉強の基礎に過ぎませんね。時代が急速に変わるので、不断の勉強が必要です。独学してフリーランスや兼業家にどんどんなるべき、いや今後ますますそうなるだろう。この辺の論拠がデータにのっとって実に著者らしいところです。

 

踊りやお茶、学問分野では医学や科学はなかなか独学もままならないでしょう。でも、ITの発達で、英語でも経済学でも法学でもいまや一人で出来るでしょ。なんか習得するとき、まずスクールを考えるけど、一人で出来るでしょ。

 

 

例示が的確で、皆さんもうっすら気付いてることが体系的に説明されています。
いい本です。

 

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 堀江貴文

 

タイトルは違いますが、野口先生のお考えとほぼ重なっています。
っていうか、堀江さんの本が2017年ですから先に出ています。

 

例示がほぼ、堀江さんの身近な話題に落とし込んでいますので、そこがだいぶこなれた印象を受けます。
「学校でのお勉強」と「自分で学ぶ」事は大違いだと。

 

学校崇拝、学歴崇拝の否定的な見解は、皆うすうす分かってるけど、でも実際は中々そうしないってのがあるんでしょうね。学校否定の文章量がちょっと長いかなとは思いますが、ワタシも分かってはいるんですが、子供には「勉強しろ」って言っちゃいますからね。タイトルにもなっているので、長いんでしょう。

 

 

でも落としがミクロなのが著者らしい。「好きな事なら没頭して学べるでしょ。」ミクロっていうのは、例えが具体的って意味です。お金のことを考えず、好きなことなら何でもやってみなよ、と。「今ある知識の深掘りの方がこれから勉強するにはお金になるかな」、何て考えちゃいけない。あえて、新しいこと、自分が未知な事にせよ、と。

 

 

自分を操る超集中力 DaiGo

<<愛されてロングセラー!35万部突破!>>

 

DaiGo氏は毎日20冊の読書をしているそうな。どんな読み方してるん?あやかりたいもんですね。

 

ただ本書に書いてあることは、データに則った正論が、よくまとめられています。断片的には聞いたことがある事柄も、系統立てて理解すれば、生涯学習の頼もしい一助になるんじゃないでしょうか。MAGICは書いてありません。

 

集中力の源は、前頭葉のウィルパワーであると説きます。集中力の維持には、思考や感情をコントロールするこのウィルパワーが大きく関係していると。そして、ウィルパワーをコントロールして集中力を維持する方法がご紹介されています。

 

思い当たることが多々あります。時間の使い方が効率的になる1冊です。

 

 

 

いくつになっても知的好奇心の充足は人間の楽しみのひとつですね。
そのことを説いた3冊です。

 

 

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