伊豆のおすすめハイキングコース|子供と一緒!!
「万二郎岳」と「仁科峠」に行ったよ ― 5月ゴールデンウィーク
初心者や小学生でも十分いけると聞いたので、ゴールデンウイークに行ってきました。
以前、この時期に行った那須岳(栃木県)は、残雪を被った山々の遠景が見事でしたけど、伊豆はもうすっかり初夏ですね。
今回は、往復で約2~3時間弱を目安に、登山のエッセンスを感じ取れる伊豆のおすすめスポット2コースをご紹介します。
- 万二郎岳
- 仁科峠
ちなみに
- 伊豆高原から天城峠まで「天城山縦走路」
- 戸田峠から天城峠まで「伊豆山稜線歩道」って言います。
初日|天城高原ゴルフ場~万二郎岳
天城山縦走路の北端のコース
天城縦走路とは、天城峠から天城高原までの全長約8時間のコース。
伊豆半島を南北に分ける長い尾根で、アセビ、ブナ、シャクナゲなどに覆われた原生林の中を堪能しながら歩く全長約17kmの自然歩道です。
見所は
- ブナ林
- 5月中旬から下旬にはアマギシャクナゲ
- 6月下旬から7月上旬アマギツツジ
余談ですが、天城高原ゴルフ場近くでは、野生のシカを見かけました。
車で近づいても我関せず。人慣れしてるんですね。
万二郎岳
万二郎岳は天城山縦走路の北端になります。
今回のハイキングコースは【天城高原ゴルフ場~万二郎岳】
・距離 往復 約4、6km
・所要時間 約2時間30分
アクセス |
伊豆東海バス TEL0557-37-5121 |
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駐車場 |
天城高原ゴルフ場の手前に大きめの舗装された駐車場があります。 |
トイレ | 有(但し、紹介コースではトイレはこの駐車場にあるだけです。) |
駐車場です。
では、出発しましょう!
コース道は、基本、整備された山道ですが、倒木あり、小川あり、岩場あり、急斜面も若干あります。
道幅が狭い箇所も多く、すれ違いも譲り合いが必要ですね。
ハイキングというよりは、初歩の登山と思って臨んだ方がいいでしょう。
起伏も結構あります。でも、子供の方がへっちゃらかな。
ですから、小学生以上でしたら、私なんかよりスイスイでしょう。
万三郎岳にも行ける岐路、四辻です。
但し、雨後など、足場が悪い場合、滑るだろう箇所も散見されました。
コースには、ロープや案内標(青と黄色の目印)などありますから、ゆっくり行けば迷いません。
季節によるのかもしれませんが、羽虫が飛んでいますので、目はガードしたいですね。
ちなみに今回、誰もサングラス等はせずです。
フーー♪ 山頂です。
眺望は、山頂に着くまで望めませんが、逆に、登り切った時の達成感は味わえます。
マメザクラが咲いていました。
天城の大自然を味わうには十分でしょう。
今回、富士山は見えずでした。
太平洋は見えました。
例によって、早めに宿に帰ってテニスです。
お疲れさまでした。
明日に備えましょう。
2日目|仁科峠~後藤山
伊豆山稜線歩道の中間辺りのコース
伊豆山稜線歩道とは、戸田峠から天城峠までの全長42キロのコース。
前日は伊豆高原に1泊。
当日は河津に寄り道して、伊豆を縦貫している414号線から県道59号で仁科峠に向かいました。
414号線は見事に整備された道路ですが、県道59号線はかなりなクセ道です。
路面が悪い箇所やすれ違えない箇所など多数あります。
ですから、対向車や追随車も数えるほどしか見かけませんでした。
運転者の自分以外、昨夜のカラオケ・卓球、早朝テニスの為、家族全員お疲れで爆睡してたのが救いでした。
「親父がヤバい道に迷い込んだ」って騒がれるところでした。
親父だって、こんなところではスタックしたくない。
仁科峠
仁科峠は、伊豆山稜線歩道の中間辺りになります。
今日のハイキングコースは【仁科峠~後藤峠】
・距離 往復 約4km
・所要時間 約2時間ちょい
アクセス |
修善寺→持越温泉 (片道¥980) |
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駐車場 | 仁科峠駐車場。5台位のキャパ。無料。 |
トイレ | 無 |
仁科峠一帯は、熊笹原が広がっています。
画像に魅了されて一回行ってみたいと思いました。
穏やかな稜線地帯ですから、子供でも大丈夫。
仁科峠近辺を散策するだけでも、テンションが上がります。
眺望が見事で、宇久須港や駿河湾、晴れた日には、富士山や南アルプス連峰も望めます。
伊豆でも最も美しい峠と言ってもいいでしょうね。
ハイキングコース伊豆山稜線の中間点辺りに位置し、峠一帯は県営の天城牧場になってますので、眼下に放牧されている牛も見れます。
西伊豆スカイラインも整備されていますので、ちょい寄りのライダーが多いです。
西伊豆だと、東伊豆の伊豆高原辺りと比べても、カードライバーは少ない印象ですね。
アクセスが悪いので、ハイカーも少ないです。
仁科峠以北は、稜線沿いの素晴らしいトレイル。
遠くに見えるのは宇久須の町かな
後藤山に入ると天城特有の樹木の間を進む感じ。
この辺も、整備された山道です。
ハイキングというよりは、初歩の登山と思って臨んだ方がいいでしょう。
起伏は結構あります。
木で補強した階段が多いです。
コースは、一本道で迷いません。
本当は、猫越岳まで行く予定でしたが、雲行きが怪しくなってきたので引き返すことにしました。
遠くで雷が鳴っています。
周りの樹木には、所々、雷が落ちたような倒木も見受けられます。
天城は雨が多いと聞いていますので無理は禁物です。
案の定、車に戻る頃には、雨がパラついてきましたので、ぎりぎりセーフでした。
今回、富士山は見えずでした。
仁科峠からの眺めは絶景でした。
伊豆は海だけじゃない
伊豆っていうと、今まで海水浴がメインでした。
熱海、赤沢、白浜、今井浜、鍋田浜、多田戸浜、入田浜、弓ヶ浜、土肥は制覇しています。
ですが、山もいいですよ♪
ここでご注意
・仁科峠からの眺めは絶景ですが、トイレは近郊で済ませて行きましょう。
・仁科峠から後藤山方面に進んでいくと、もちろん携帯繋がりません。
不安な方は仁科峠から北方面なら、見晴らしのいいトレイルですから、ちょいハイキングに最適ですよ。
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子どもの成長過程は千差万別だと思うので、お子さんの体力をよく見極めましょう。
成長とは、小さな成功体験の積み重ねだと思います。
今回の旅が、思い出深い経験になってくれればいいんですが。
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