Bリーグのルールを知って観戦に行こう!かんたんルール解説
Bリーグを観戦するにあたって、Bリーグの基本情報やルールなどを確認してから行くと、より楽しめるのではないでしょうか。
ここでは、簡単にその辺の情報をお伝えします。3分位にまとめましたのでお付き合い下さい。
Bリーグのリーグ解説
B1リーグは何チームあるの?
Bリーグのチーム数は合計48チームです。計3部リーグで構成されています。B1、B2、B3です。サッカーではトップリーグがJ1、その下に2部リーグでJ2が存在しますが、一緒です。
チーム数は、B1、B2がそれぞれ18チーム、B3が12チームの合計48チームで構成されています。
レギュラーシーズンっていつ?
大体10月~4月までです。
例えば、2019-20年のB1リーグのレギュラーシーズンは、2019年10月3日から2020年4月19日までとなっています。基本的に土日と、たまに平日に、全60試合を戦うことになります。
全60試合の対戦相手はこうなります。
- 同地区内の他5クラブと6試合で30試合
- 他地区の全12クラブと2試合で24試合
- 他地区の任意で選ばれた3クラブと2試合で6試合
地区で分かれているよ
B1やB2リーグなど、それぞれのリーグ内で戦うのは一緒ですが、地区が一応3地区に分かれています。東地区、中地区、西地区です。各地区6チームずつ。レバンガ北海道は東地区、琉球ゴールデンキングスは西地区です。
東京や千葉など首都圏のチームはもちろん中地区か?って言うとそうではなく、B2との入れ替え戦で、構成チームが変わる事もあるため、地区の振り分けは流動的になってきます。
B1とB2で入れ替え戦もあるよ
そうです。Jリーグ同様、B1、B2、B3リーグで入れ替えも存在するんですね。
この辺は、Jリーグでおなじみですが、B2の上位2クラブは自動昇格。B1の下位2チームは自動降格です。
B1の下位3番目のクラブとB2の上位3番目のクラブは、恐怖!歓喜!の入れ替え戦で死闘を演じることになります。但し、この該当チームの決め方ですが、B1では、年間成績による下位4チームによる残留プレーオフが開催されます。
地元にとっては、チャンピオンシップより盛り上がりますね。B1に残れば金銭面でもクラブ収入が違いますから、年俸のいい選手のプレーが引き続き見れます。
「優勝は勝率が一番いいチーム」ではありません
Jリーグのように、勝率が一番いいチームが優勝ではありません。レギュラーシーズンを戦った後、さらに「Bリーグチャンピオンシップ」が始まります。ここからは、プロ野球に似ていますね。ポストシーズンでプレーオフがあり、日本シリーズがある、という感じです。
各地区の上位2クラブで計6クラブ、さらに各地区の3位以下のうち上位2クラブ(これをワイルドカードって言います。)の合計8チームによるトーナメント戦になります。
ここからは「Bリーグチャンピオンシップ」と呼ばれ、8チームで雌雄を決する事になります。つまり、高校野球の甲子園大会で言うところの、準々決勝から始まる感じですね。準々決勝はクオーターファイナル。準決勝はセミファイナル。そして決勝はファイナルです。
但し、単純にトーナメント戦の勝ち上がり方式ではありません。決勝だけ一発勝負ですが、クォーターファイナルとセミファイナルはレギュラーシーズンにおける上位クラブのホーム開催による2連戦となっています。
オールスターもあるよ
例年1月に開催されます。B.LEAGUE 2019-20のオールスターは、2020年1月18日に北海きたえーるで開催されました。選手の選出方法は、インターネットによるファン投票で10名を選出し、続いてリーグ推薦12名を追加。そして最後にSNS投票で2名を加えて出場選手が決まる仕組みです。
計24選手が出場し、紅白戦を行う仕組みになっています。
Bリーグで観客動員数が多いチームや年俸の高い選手は誰?
観客動員数が多い人気のチームはどこ?
1試合当たりの観客動員数は、千葉ジェッツが5,000人超で断トツ1位。続いて、宇都宮ブレックスと川崎ブレイブサンダースが4,000人程です。
この3チームにアルバルク東京を加えた4チームが、いわゆるコンスタントに強いチームです。日本代表も多く在籍しています。
年俸が一番高い選手は誰?
千葉ジェッツの富樫勇樹選手が一億円を超えたと言われています。プロ野球選手もサッカー選手もそうですが、あくまで推定になります。成績によってオプション契約もされているかもしれませんし、グッズの売上などにも左右されるのでしょう。
Bリーグの押さえておきたいゲームルール
Bリーグの試合時間は?
ゲーム時間は、10分×4です。 インターバルは2分、ハーフタイムは15分です。よって、最短時間は59分という事になります。
が、実際は1時間30分~2時間を見ておきましょう。コートからボールが出たり、フリースロー時にも時計は止まります。タイムアウトもありますからね。
野球やサッカーのゲーム時間に比べて、実質40分のバスケットボールは実に短い。ところが、緩慢さを許さない、息をもつかせぬ攻防をせざるを得ない過酷なルールが存在します。
Bリーグの時間のルール
- 24秒ルール:ボールを獲得してから、24秒以内にシュートを打たなければいけない。
- 8秒ルール:攻撃時、自陣のエリアから、8秒以内に敵陣エリアにボールを運ばなければいけない。
- 5秒ルール:スローインは、審判にボールを渡されてから5秒以内にしなくてはいけない。又、ボールを持ったまま、敵にディフェンスされ、5秒以上ドリブルもパスもしないのは反則。
- 3秒ルール:攻撃時、相手ゴールエリアに3秒以上とどまってはいけない。
選手交代は何回出来る?
1チームが選手登録出来るのは、10名~12名です。そのうち、コート上では5人がプレー出来ます。従って、ベンチには5名から7名が控えている事になります。交代は何度でも可能です。「Jリーグのように、1試合3人まで交代可」と言ったルールはありません。交代無制限です。
退場者が出たら、4人で戦うの?
ファウルを5回犯すと退場になります。暴力行為など悪質な反則は一発退場もありえます。但し、サッカーのレッドカードのように相手より少ない人数(例えば10人)で戦うのではなく、ベンチから補充が許されます。
ゲームの見所は?
以下のプレーは、個人成績にカウントされたり、いわゆるゲームのターニングポイントになりうるプレーですね。選手たちが、日々練習を重ねる重点項目でしょう。
ゴール | サッカーで言うシュートのことを、バスケでは「ショット」と呼びます |
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アシスト | ゴールに結びついたキラーパスですね |
リバウンド | ショットが外れたボールを奪取する行為 |
インターセプト | パスカットしてボールを奪う |
スティール | ドリブルカットしてボールを奪う |
華麗なる神業でゴールを量産した伝説のポイントゲッター、マイケル・ジョーダンは、今もアメリカスポーツ界のヒーローです。
ロッドマンって名前も聞いた事ある人多いんじゃないでしょうか。
デニス・ロッドマン
彼は、1992-1998で7シーズン連続でリバウンド王を獲得したスパースターです。
以上、Bリーグのルールやリーグ解説をご紹介しました。
大柄な選手のダイナミックなプレー、そして小柄な選手の俊敏なプレーが瞬時に錯綜するのがバスケットボールの魅力ではないでしょうか。ェッツの富樫選手はなんと身長167cmです。体格は関係ありません。子どもたちにもきっと夢や希望や栄光を見せてくれるでしょう。
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