なぜ「プログラミング学習」を必修化したのか?
なぜ文部科学省は、「プログラミング学習」を必修化したのか?
ズバリ、「ニッポンの国際競争力の維持、向上のため」ですね。
現在、すでに世界の、多くの国や地域でIT教育が盛んなようです。
又、日本では、2020年までに37万人ものIT人材が不足する、という試算があったようです。
歩調を合わせるように、子どもの通信教育の分野でも、「プログラミング学習」が単元付されてきています。「進研ゼミ」や「スマイルゼミ」ですね。
とすると、さらに疑問ですよね。
「小学校でプログラミング言語習うの?」
「プログラミングっていう科目が出来るの?」
これからのプログラミング学習について、お調べした事をご紹介したいと思います。
そもそも「プログラミング」って何?
プログラミング言語は、200以上あると言われています。
基本、世間一般では、その言語を学ぶ事が、イコール「プログラミング学習」と解されています。
例えば、ご覧のサイトを作る言語「 HTML 」。
文字装飾をする言語「 CSS 」。
動きを表す言語の「 JavaScript 」などが有名です。
小学校で「プログラミング言語」を学ぶの?
小学生は2020年から、中学生は2021年から、高校生は2022年から必修化されます。
じゃあ、学校で上のような言語を学ぶのか?
っていうとそれは違うようです。
「プログラミング言語」は学びません。
では、何を学ぶのか?
文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引」によりますとプログラミング教育のねらいとして、以下の3点を挙げています。
引用:文部科学省 「小学校プログラミング教育の手引」より
- 「プログラミング的思考」を育むこと
- プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことができるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと
- 各教科等の内容を指導する中で実施する場合には、各教科等での学びをより確実なものとすること
「プログラミングという科目」が出来るの?
気づきの教育
些細な気づきやちょっとした発明が、人類の生活を潤します。
- 麺類が食べやすいようにザラつきや切れ目を入れたお箸
- 湯気で目詰まりしない調味料瓶
- すりおろし陶器の底面にゴムを使用
簡単に言うと、気づきを大切にする教育なのではないでしょうか。
具体的にしてみましょう。
例えば、以下のような応用を、子供たち自身に「論理的に考えさせる」って事って言えば分かりやすいでしょうか。
- どうしたら効率的に漢字を覚えられるか?
- 電卓がある時代でも生きる計算力って何かある?
- どういう練習をしたらサッカーが上手くなるか?
家庭でも出来る「クリエイティブ教育」
家庭でも、疑問を論理的に考えさせることは出来ます。
例えば、「歯磨き」1つとっても、
- 歯磨きの順番で各歯の洗浄効果は違うのか?
- 食べた食材によって、歯ブラシの素材を替えるってあり?
- 水を使わない歯磨きって不可能?
など。
生活の中でも、以上のような論理的な視点を持たせること。
それが、今回の学習要綱の変更と理解しました。
以上、なぜ文部科学省は、「プログラミング学習」を必修化したのか?
の貢を閉じます。
私見の部分もあります。ご容赦下さい。
別ページで紹介しています。
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