小学生教育

少年野球のチームの選び方・グローブの選び方

小学生,通信教育,比較

ワタシ、高校時代野球部でした。
そしていまだに、メジャーや日本のプロ野球のヘビーウォッチャーでもあります。

 

 

今年は、2019年は8月9日に息子と東京ドームに巨人ーヤクルト戦を観戦に行きました。ホームランが7本飛び交い、10-9でジャイアンツが7点差を大逆転し延長戦を制しました。今年は、セリーグ優勝はジャイアンツだなと確信しました。
息子はまだ小学校4年生ですが、10時まで、お付き合い頂きました。

 

 

さてこちらでは、「あなたのお子さんが野球をやりたいと言い出したらQ&A」を順番に書いていこうと思います。
小学生がいらっしゃる野球経験のない親御さん向けに書いてます。

 

 

 


少年野球には種類があります

少年野球では、使うボールが2種類あります。軟球と硬球です。
軟球は日本で産まれて、日本で愛用されています。ソフトボールと野球のような関係です。
決して、練習は軟球で、試合は硬球でって事ではありません。(笑)

 

 

・軟球を使う軟式野球
・硬球を使う硬式野球

 

軟式野球

スポーツ少年団もしくは町内、小学校単位の野球チームは大抵軟式野球です。指導者もボランティア的色彩が強く、 アットホームな手作り感があるチームです。会費が安い代わりに、親の手間負担が多いのが一般的です。

 

 

手間負担というのは具体的に言いますと、親ミーティング、会計係、保険の申請、スケジュール管理などの事です。当番制にしているチームがほとんどです。うちの奥さんから聞いた風の噂で、野球チームじゃありませんが、監督の送り迎えやお茶出し、ひいては球拾い的な事までやらなきゃいけないスポーツクラブがあるとか。その他、親同士の人間関係も存在します。

 

 

こう書くと、ゾッとされる親御さんも多いと思いますが、やってみれば大したことない事だったりもします。あくまでも極端な例で、親に多くを求めないチームもありますし、全く参画しない親もいると思いますよ。

 

 

こういった現象は、あくまでも主観ですが、田舎より都市部の方が多いような気がします。 メリットとしては、親同志ネットワークが出来、子供に関する情報交換が出来ることです。しかし、あくまでも積極的に参画するに越したことはありません。まだお子さんですからね。チーム運営者も気を遣う方は疲れると思いますよ、相談もあると思いますし。

 

 

硬式野球

リトルリーグやボーイズリーグが有名です。ちなみに、リトルリーグの中学生版はシニアリーグって言います。(けっしてモルツは入ってません)
比較的習い事に近く、費用はかかるが、親の手間は少ないのが一般的です。ただ、グラウンドが近所にあるケースはまれで、送り迎えが必要になるケースが多いです。指導者も経験者が多く、本格的に始めるならっていうことで、リトルやボーイズに入る子が多いです。

 

 

(※あくまでもチームによりますが)勝利にこだわったチーム作りをしているケースも多いでしょう。厳しい指導やレギュラーと控えの序列の存在など気になるところですね。

少年野球の費用はどの位?

ざっくりですが部費(会費)は、軟式野球は1,000円~/月硬式野球は3,000円~/月でばらつきがあります。
入会金を設けているチームもあります。

 

 

必要な野球用品は、キャップ、ユニフォーム、アンダーシャツ、スライディングパンツ、ストッキング、アンダーストッキング、ウィンドブレーカー、バッグ、スパイクで15,000円~20,000円くらいです。

 

 

最初は全部1着で構いません。消耗するのはストッキング位で、素振りをしすぎると皮手袋が片手だけ欲しくなりますが、基本ユニフォームは、化繊の商品ですから丈夫です。
又、ユニフォームのデザインそのものが、身長が伸びる事を前提に作られているのかと思うくらい、裾で調整出来ますから、はじめにちょっと大きめを買っておけば相当着れます。

 

 

グローブ(最近はグラブ)はピンキリで、高くて2万円くらいしますが、2,000円程のものでも十分です。最近のものは出来がいいです。ワタシ、現在、草野球もやってますから本当です。

 

 

バットやヘルメット、ファーストミット、キャッチャーミット、キャッチャーレガース、面などは通常、チームで購入するものです。買わなくても大丈夫です。ただ、バットは素振りのために欲しくなりますね。1万円以内です。こちらもピンキリですけど。

 

 

夏休みには、合宿などあるかもしれません。

 

変動費は、遠征費ですね。近所のチームと試合してる分には気にならないと思いますが、いわゆる強いリトルリーグやボーイズリーグのチームだと、結構かかると思います。県外のチームと試合したり、大会を勝ち抜いていけばおのずと遠征も増えます。宿泊する可能性もありますね。

体験入部してみよう

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入部する方も、入部される方もお互い様ですが、「こんなはずじゃなかった」っていうのがあると、後でメンドーです。
連盟への報告やスポーツ保険の加入、チームユニフォームの発注があるからです。1万円しないとは思いますが、煩わしいでしょう。

 

 

まず、一番確かな情報は、入部している同級生の親など口コミを聞くことでしょうね。次に、練習や試合を見に行きましょう。
野球の場合、幸いにも野外ですからフェンス越しで見ているだけでも大体雰囲気は分かります。

 

 

さらに良さげなら、体験入部してみましょう。1回きりじゃなく、1月体験出来るチームもありますよ。チームの方針や、求められる親のコミット程度など、事前によく確認しておきましょう。


ポジション選び

ポジションは、最終的には監督やコーチが決めることが多いですが、希望は聞かれると思います。ここでは、親目線でのポジションの考え方をご参考までに書きます。

 

 

ワタシ、高校野球の地区予選を見に行くことがあります。
強いチームか弱いチームか、試合前のウォーミングアップである、内野のボール回しを見れば分かります。

 

 

内野手は、すばやいグラブからの球出しと、送球相手の胸への正確なコントロールが求められます。実は、捕球はさほど難しくありません。但し、捕球ってグラブでしっかりつかむ事が大事で、打球の勢いを殺し、すばやくグラブを開いて、利き手で送球する指の形でボールをつかむんです。

 

 

これ、当たり前のようなんですが、荒天で荒れた土のグラウンドの場合など如実に差が出ます。グラブに打球が入ると自然にグラブって閉じますからね。つかむって動作をしていない人って結構多いんです。

 

 

そして、送球です。普通、相手の胸に投げます。それでいいんですが、もう一歩先の動作を考えると、相手の右胸か左胸にコントロールすることが必要です。相手(右利きの場合)の左側に投げる場合はタッチプレーあり。右胸に投げる場合は、相手が次の投球動作に移りやすくなります。

 

 

たまに、ゾクゾクすることがあります。無名の公立高校ですばらしいボール回しをするチームがあったりします。相当な練習量を想像します。

 

 

センターラインって言います。つまり、キャッチャー、セカンド、ショート、センターが守備の要です。足腰と肩が強ければキャッチャーがいいでしょう。俊敏であれば、セカンドかショート。肩が強ければ、外野手かサード、ショートです。背が高ければファースト。守備が左利きの場合、ファーストか外野、もしくはピッチャーしか出来ません。

 

 

チーム内で、投打の実力が比較的下の場合、ライトで打順が8番の場合があります。これ「ライパチ」って言います。ライトって一番、打球が飛んで来ませんからね。
でも、イチロー選手ってライトです。
なぜか?

 

 

プロの場合、左の好打者が多い事、左ピッチャーが多いこと、バッターのほとんどは技術的に流し打ちが出来る事が理由です。そして、最も重要な理由は、ランナーが一塁にいる時のライト前ヒットで、三塁への送球がある事です。そうです、レーザービームの見せ所です。
レフトがファーストに投げるのは、レフトフライ時、ファーストランナーのタッチアップが早すぎた場合くらいです。
ライトは脚と肩がいい選手には花形のポジションです。

 

少年野球 グローブの選び方

ポジションが決まっていない最初のうちは「オールラウンド」っていうグラブを買えば間違いないです。っていうか、ポジション確定後も全然使えます。むしろ使いやすいです。

 

 

これも念のために解説しておきます。
セカンド用のグラブは小さくて浅いんです。対して、長くて深いのは外野用です。サード用も若干長め。ショート用は浅めで網目が十字になっていたりして軽めに出来ています。ピッチャー用は握りが見えないように隙間無し。

 

 

軟式用と硬式用ではグラブが違います。硬式用は皮が厚めで、革ひもが太い。
でも、ぶっちゃけそんなにこだわるほどではありません。子どもたちは、こだわるかもしれませんが、うまくなるまで気にしなくていいです。合成皮革のグラブもあります。合皮でも使い心地がいいグラブはあります。

 

 

内野用の練習グラブってあるんですよ。硬式でも使います。中学生以上の内野手経験者なら知ってると思うんですけど、小さくてペラペラ、ちょっと大きな手袋って感じのものです。もしくは、幼児用のプラスチックの野球3点セットに付いているようなビニールグローブのようなものです。

 

 

ほぼ、素手に近い状態で、打球の衝撃を殺しながら、手のひらの土手でボールをキャッチする感覚を養うためのものです。内野手は、すぐ送球動作に移らなければなりませんから、基本、掌で取ります。硬式グラブ使っても痛いですけどね。
ちなみに外野手は、落球が致命的ですから、グラブが大きく深く、グラブの人差し指と網目のところの間(つまり、中央部やや上の深部)で捕球します。

 

 

結果、グラブについてまとめると、内野手は素手でもいいくらい、外野はもうさほど打球の勢いがない、つまり、軟式用の安いグラブでも本当は十分です。

 

 

ただ、子どもたちにとって“好きなグラブを持つ”っていうのは、例外なくうれしいことです。イチロー選手はメジャーに行っても、グラブとスパイクは自分で手入れをしていたようです。うまくなったらいいのを買ってあげましょう。

 

 

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少年野球 バットの選び方

はじめは必要ないです。チームにありますから。素振りがしたくなったら買いましょう。

 

 

昔は、素振り筋力を鍛えるって、重いバットを買ったもんですが、個人的にはおすすめしません。試合用の適正重量のバットを買って、素振りしましょう。試合で使えるレギュレーションがあるはずです。確認しておきましょう。感覚は微妙ですからね。試合モードで練習するのが基本です。

 

 

コツは、向こうから投球が来て、自分のストライクゾーンの4隅をイメージしながら1球1球、球筋を変え、腰を入れて振る事です。無駄がないきれいな振りの場合、「ブンッ」って風切り音がします。音が出れば相当な成績を残せますよ。

 

 

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球拾いではうまくならない

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教育の一環で野球を始める場合も多いでしょうね。スポーツを通して、野球以外の事もたくさん学習することになるでしょう。でも、学習することと我慢は違う、と個人的には思ってます。向いていないと本人が感じたなら辞めていいでしょう。スポーツは他にもたくさんあります。又、馴染めないと感じたなら他のチームを探しましょう。チームも同様、いくらでもあります。

 

 

紛らわしいんですが、ワタシ、中学時代はサッカー部だったんですよ。小学生時代によく遊んでまして、中学もサッカー部も一諸だった同級生がいました。ワタシ、レギュラーだったんですけど、彼は、控えだったんです。同じサッカー部でしたが、ポジションも違うし、クラスも一緒になることが無かったので、中学に入ってからは疎遠になってました。

 

 

中学3年の秋頃、そんな彼に言われたことがあります。
「サッカーでも負けて、勉強でも負ける訳にはいかない。」

 

 

ワタシも、練習はやりました。サッカーが楽しくて仕方なかったですからね。でも、うまくならなかったら辞めていたと思います。人には向き不向きがありますからね。嫌なら辞めて、他の事すればいい。個人的にはあっさりとした考え方です。
同級生の彼の言葉からは、「陰のパワー」を感じました。そういう理由で勉強して楽しかったのかな、と。

 

 

その彼は見事、県内トップの進学校に進学しました。
楽しんでるかな?

 

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